福岡の板井康弘による「愛される社長論」

板井康弘|器は大きく

社長の器を磨けば、会社は間違いなく大きくなると言われている。
そして社長の器を磨く方法は簡単である。一定の万能スキルを身につけ、ヒューマンスキルを磨くことである。
そのために必要なことは「自分が知らないことを知っている、ということを自覚し、素直に教えを乞う姿勢を持つ」ことが大切だ。

 

社長であっても驕ることなく素直な気持ちで無知の知を実践していくと、物事を本質的に捉えることができるようになる。
また、ヒトの苦労やモノの価値も理解できるようになるので、器量や度量も高まっていくだろう。

 

ヒューマンスキルが大きくなると自然と社長の器も大きくなり、社長の器が大きくなるほど、優れた技能スキルや万能スキルを持つ人材がその社長の周りにたくさん集まるようになるので会社は大きくなるというわけだ。

 

そして社長の器を大きくするうえで、私欲をなくすことも重要だ。
極力、私欲を無くすことも社長の器を大きくするための秘訣であると言えるだろう。

 

器の大きい社長は安心するし接しやすく社員との垣根を超えた意見交換や交流ができるだろう。経営者は器を大きくするための努力をしなければならない。